楽天RPP広告のキーワード登録上限が10件→20件に拡大!チャンスを最大化するNAVY流キーワード選定の考え方

「2倍になった」では終わらせない。上限拡大を本当の売上につなげるための戦略

 

楽天市場より、2026年7月30日(木)からRPP広告のキーワード登録上限が1商品あたり10件→20件に拡大されることが発表されました。

「枠が増えた、ラッキー」——そう思った方は少し待ってください。

キーワード枠が増えることは確かにチャンスですが、何も考えずに10件追加しても、
広告費が増えるだけで売上は動かないケースが非常に多い。

4,000社以上のEC支援実績をもつNAVYが、この機能アップデートをどう戦略に落とし込むべきか、具体的にお伝えします。

このアップデートで変わること・変わらないこと

変わること
○1商品あたりの手動キーワード登録数が2倍になる
○より多くの検索クエリに対して広告を出稿できる
○競合他社より先に枠を押さえられる(早期設定が有利)

変わらないこと
○自動ターゲティング(楽天側が自動で候補キーワードを配信する機能)は引き続き存在する
○CPC(クリック単価)の入札ロジックは変わらない
○「枠を埋めるだけ」では成果は出ない(これは以前と同じ)

NAVY流・追加10キーワードの選び方

NAVY流・追加10キーワードの選び方
ここが本題です。上限が20件になったとき、「とりあえず候補キーワードを全部追加しよう」とする店
舗が増えます。
しかし、それは広告費の無駄遣いになるリスクが高い。NAVYが4,000社以上の運用で培った考え方をもとに、追加すべきキーワードの優先順位をお伝えします。

① まず「自然検索で既に上位表示されているキーワード」は外す
楽天市場の自然検索(SEO)ですでに1〜3位に表示されているキーワードに広告を当てると、クリックが自然検索から広告に移行するだけで、広告費が増えても新たな売上は生まれません。
追加するキーワードは、「自然検索では10位以下だが、検索ボリュームが見込める」ものを狙うのが原則です。
チェック方法: RMS(楽天マーチャントサーバー)のアクセス解析や、外部ツールで自然検索順位を確認した上でキーワードを選定する。NAVYでは独自のAIシステム「NAMS*」を使い、自然検索と広告の出面状況を同時可視化しています。

② 「ロングテールキーワード」で競合の少ない検索に入り込む
単一ワード(例:「プロテイン」「コスメ」)はCPCが高騰していることが多く、費用対効果が悪化しやすい。
既存10件でそれらのメインワードをカバーしているなら、追加の10件はロングテールキーワー ド(複合ワード)を中心に選ぶべきです。
ロングテールキーワードの例(食品ECの場合):

    • 「プロテイン 女性 ダイエット 飲みやすい」
    • 「プロテイン 置き換え 低カロリー 送料無料」
    • 「プロテイン ギフト 誕生日 おしゃれ」
      これらは検索ボリュームは小さいですが、購買意向が高い(ニーズが明確な)検索者が多く、CVRが上がりやすい傾向があります。

③ イベント・季節対応キーワードを事前に仕込む
お買い物マラソンやスーパーSALEに向けて、「〇〇 セール」「〇〇 まとめ買い」「〇〇 ポイントアッ プ」といったイベント関連キーワードを事前に登録しておくことで、セール期間中の露出を最大化できます。
これまでは10件という枠の制約で、メインキーワードを優先するとイベントキーワードを入れる余地がありませんでした。20件になったことで、「通常期用キーワード+イベント用キーワード」の両立が可能になります。

④ 競合ブランドの代替を狙う「比較検索キーワード」
「〇〇(競合ブランド名)と同じような」「〇〇の代わりに」といった比較・代替需要のある検索クエリに広告を当てる戦略です。ただし、競合他社の商品名や登録商標を直接キーワードに設定するのは規約違反になるため、あくまで「比較されるカテゴリーワード」や「類似ニーズワード」に留める必要があります。

⑤ 新商品・新カテゴリーの「先出し」キーワード登録
新商品の発売前から、その商品に関連するキーワードを20件フルで設定して発売日に備える——これができるようになったのは大きい。従来は10件という制限の中で「どのワードを捨てるか」という選択を迫られていましたが、20件になればほぼすべての主要キーワードをカバーした状態でローンチできます。

注意点:CPC(入札額)の設定を見直すこと
キーワードを追加したら終わりではありません。追加したキーワードに対して、適切な入札額(CPC)
を設定しないと広告が配信されないか、逆に過剰入札で費用対効果が悪化します。

やってはいけない3つのパターン

① 候補キーワードを何も考えずに全件追加する 楽天が表示する「候補キーワード」はあくまで関連性の高い候補です。
CVRや自社商品との相性を確認せずに追加するのはNGです。

② 追加したキーワードを放置する 設定したら終わり、ではありません。
配信状況・クリック数・CVRを週次でモニタリングし、効果のないキーワードは差し替えます。

③ 全キーワードに同じCPCを設定する キーワードごとに競合環境と購買意向が異なります。
高CVRキーワードには高めのCPCを、テスト段階のキーワードには低めのCPCを設定する「重み付け運用」が基本です。

まとめ:今すぐやること3ステップ

7月30日のアップデート適用後、早期に動いた店舗が優位に立てます。以下の手順で準備を進めましょう。

STEP 1:現在の10件キーワードの効果を確認する RMSのアクセス解析で、既存キーワードのクリック数・CVR・売上貢献度を整理する。

STEP 2:追加する10件の候補リストを作る ロングテールワード・イベントワード・自然検索で弱いワードを中心に20〜30件を候補として洗い出し、上位10件に絞る。

STEP 3:7月30日当日に設定・CPC調整を実施する 更新日と同時に設定を入れ、翌週からパフォーマンスをモニタリング開始する。

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「キーワードを増やしたいが、何を選べばいいかわからない」「RPP広告を運用しているが、ROASが改善しない」
——そうした課題をお持ちのEC担当者様は、ぜひNAVYにご相談ください。
楽天株式会社出身のコンサルタントが、貴社の商材・競合環境・現状データを分析した上で、具体的なキーワード戦略と入札設計をご提案します。「キーワードを増やしたいが、何を選べばいいかわからない」「RPP広告を運用しているが、ROASが改善しない」

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