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【EC事業者向けGaroon導入のすすめ】業務効率化とチーム連携を強化する方法

EC業界では、業務効率化とチーム間のスムーズな連携が不可欠ですが、複数のツールを使い分けることで管理が煩雑になることがあります。
膨大なタスク管理やプロジェクト進行の課題を解決するため、適切なツールの選択が重要となります。

多機能なグループウェアであるGaroon(ガルーン)は、その効率性が広く認められ、多くの企業で採用されています。
本記事では、Garoonの基本機能からMicrosoft 365との連携、成功事例まで詳細に解説し、企業の生産性向上にどのように貢献できるかを明らかにします

Garoonの主な3つの機能

Garoonは、業務効率化を実現するために、多くの機能を提供していますが、特に重要な3つの機能があります。
これらの機能は、EC業界を含む多くの企業で広く活用されています。

 

1. スケジュール・施設予約

Garoonのスケジュールと施設予約機能は、社員全員の予定を効率的に共有し、日程調整をスムーズに行うためのツールです。
予定の登録画面で会議室や備品を一括管理できるほか、会議のペーパーレス化を進める機能も搭載。
アクセス権の設定で機密性の高い予定も安全に管理でき、チームの連携が強化されます。

引用元:Garoon

2. ポータル

Garoonのポータル機能は、社内情報を一元管理するトップ画面で、ITリテラシーに関係なく誰でも簡単に利用・管理が可能です。
ドラッグ&ドロップとテンプレート機能により、社内のお知らせや他システムへのリンク集を簡単に設定できます。
また、kintoneなど他システムとの連携で、さらに業務効率を向上させます。

引用元:Garoon

3. ワークフロー

Garoonのワークフロー機能は、業務プロセスを電子化し、迅速な意思決定をサポートします。
申請フォームや承認経路を柔軟にカスタマイズでき、スマートフォンからでも申請・承認が可能です。
また、kintoneなど他サービスとの連携により、さらに業務効率を高めることができます。

引用元:Garoon

その他の注目機能

Garoonはその他にも、業務効率化を支援するさまざまな機能を提供しています。

  • メール管理機能
    Garoonのメール管理機能は、社内外のコミュニケーションを一元化します。自動振り分けやフォルダ管理機能で、必要な情報を効率的に整理できます。


  • ファイル管理機能
    資料をプロジェクトごとに整理し、アクセス権やバージョン管理でドキュメントを安全に管理できます。


  • タイムカード
    従業員の出勤状況や勤務時間を正確に記録し、労務管理の効率化が図れます。


  • ToDoリスト
    個人のタスク管理ができ、締切日や重要度を設定して効率的にタスクを進められます。


  • アドレス帳
    取引先情報を一元管理し、メールやレポートと連携させることで、やり取りをスムーズに行えます。


  • 電話メモ
    不在時の伝言を効率的に管理し、外出先でもメール転送で確認できます。

その他の機能はGaroonユーザー機能ページをご覧ください。

 

Garoonの拡張性とカスタマイズ

Garoonは、多彩な連携製品やプラグインを活用して、業務に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
既存のシステムとの連携や、新しい機能の追加により、さらに便利で効率的な業務環境を構築できます。

また、サイボウズの開発者プラットフォームを利用すれば、独自のプラグイン開発やカスタマイズも容易に行えます。
詳しくは、Garoonの拡張機能ページをご覧ください。

 


GaroonとMicrosoft 365のシームレスな連携

企業において、複数の業務ツールを使い分けることは一般的ですが、それに伴い、データやスケジュールの管理においても煩雑になることがあります。
特に、Microsoft 365を活用中の企業では、Garoonとの間でスケジュールの二重管理が発生しやすく、効率的な業務運営が難しくなることがあります。
このような課題の解消には、ガル助ver.2によるMicrosoft 365との連携が非常に有効です。

ガル助ver.2は、GaroonMicrosoft 365の予定表を双方向で連携させるためのプラグインです。
この連携により、どちらのシステムからでも予定を作成・変更すると、即時にもう一方のシステムに反映されるため、二重管理の手間がなくなり、業務効率が大幅に向上します。

 

連携のメリット

ガル助ver.2によるGaroonMicrosoft 365の予定表連携には、以下の利点があります。

  • 双方向連携
    GaroonMicrosoft 365の間で予定が双方向に即時同期され、どちらで操作してもリアルタイムに反映されるため、スケジュール管理がシームレスに行えます。


  • Teams会議リンクの発行
    Garoonの画面上から直接Teams会議のリンクを発行でき、Garoonを利用していないユーザーも含めて予定に招待することが可能です。


  • 社外ユーザーの予定連携
    社外ユーザーが作成した予定もGaroonMicrosoft 365の間で連携されるため、外部パートナーとのスケジュール調整がスムーズに行えます。

 

連携方法とサポート

ガル助ver.2を利用してGaroonMicrosoft 365を連携させるには、まず初期設定を完了させる必要があります。
初期設定後は、ガル助ver.2のウェブサイトにある申し込みフォームから、30日間の無料トライアルを利用することができます。

また、試用に際しては、NovelWorksが提供するオンラインによる個別の製品説明や設定サポートを受けることができ、いずれも無料のため安心して導入を進めることができます。
さらに、トライアル期間中や有償契約後を問わず、無料のメールサポートも提供されています。

トライアル期間中は最大100ユーザーまで連携できるので、GaroonMicrosoft 365の連携がどのように業務に役立つかを十分に体験しましょう。
その上で正式導入する場合は、任意のタイミングで有償契約を申し込むことが可能です。

なお、ガル助ver.2の詳細については、別の記事でさらに掘り下げてご紹介する予定ですので、そちらもぜひご覧ください。

 


Garoonとkintoneの併用

Garoonは、他の業務システムとの連携によって、その機能をさらに強化できます。
特に、kintoneとの併用は、企業のデータ管理と業務効率化に大きな効果をもたらします。

 

データ統合

Garoonkintoneを組み合わせることで、EC事業者はより高度なデータ統合を実現できます。
kintoneに蓄積された顧客データや販売データをGaroonと連携させることで、業務プロセスに必要な情報をリアルタイムで共有し、迅速な意思決定をサポートします。

例えば、kintoneで管理されている顧客情報を元に、Garoonでキャンペーンの計画を立てることができます。
これにより、顧客の嗜好に合わせたマーケティング活動が可能となり、売上の向上が期待できます。

 

カスタマイズの柔軟性

kintoneの柔軟なカスタマイズ機能を活用することで、EC事業者は業務に特化したアプリケーションを構築できます。
例えば、特定の商品の売上をトラッキングするアプリケーションや、顧客ごとの購入履歴を管理するシステムを簡単に作成できます。

また、これらのアプリケーションをGaroonと連携させることで、チーム間での情報共有が円滑に行われ、業務全体の効率化が図られます。
このように、kintoneのカスタマイズ性を活かして業務フローを最適化し、競争力を強化することが可能です。

 

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Garoonの価格と導入方法

Garoonには、クラウド版とパッケージ版の2つの提供形態があります。
どちらを選択するかは、企業のニーズやITインフラに応じて判断することが重要です。

 

クラウド版

クラウド版のGaroonは、インターネットを通じて利用できるサービスで、サーバーの管理や保守が不要なため、導入が非常に簡単です。
また、クラウド版では、常に最新の機能やセキュリティアップデートが提供されるため、システムの維持管理に手間がかかりません。
価格は月額課金制で、利用するユーザー数に応じた柔軟なプランが提供されています。

  • 価格
    月額料金はユーザー数に応じて設定されており、必要なユーザー数に応じてプランを選択できます。


  • 導入の手軽さ
    サーバーの管理が不要で、インターネット接続があればどこからでも利用可能です。

⇒ クラウド版 価格・購入方法

 

パッケージ版

一方、パッケージ版のGaroonは、自社のサーバーにインストールして利用するタイプです。
自社でシステムを運用・管理したい企業に向いており、カスタマイズ性が高いのが特徴です。

初期費用がかかりますが、長期的にはランニングコストを抑えることが可能です。
また、インターネット接続が必要ない環境でも利用できるため、社内ネットワーク内でのセキュアな運用が可能です。

  • 価格
    初期導入費用と保守費用が必要です。ユーザー数やサーバー環境によって価格が異なります。


  • カスタマイズ性
    自社のサーバー上に構築するため、高度なカスタマイズや他のシステムとの連携が可能です。

⇒ パッケージ版 価格・購入方法

 


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導入事例

Garoonを導入することで、多くの企業が業務効率化や情報共有の強化に成功しています。
ここでは、実際にGaroonを活用して成果を上げた企業の事例をいくつかご紹介します。

 

  • 株式会社ドン・キホーテ

    • 課題
      社内の情報共有の効率化と社員意識の向上。
    • 導入内容
      Garoonを使って会議室の予約とスケジュールの共有を効率化。掲示板やワークフロー機能を活用し、部署を越えたコミュニケーションを活発化。
    • 効果
      部署間のコミュニケーションが活発になり、業務効率と社員の意識が向上。特に掲示板の活用により、キャンペーンアイデアの募集が容易になりました。
  • 白鶴酒造株式会社

    • 課題
      拠点間の情報共有強化と営業活動の効率化。
    • 導入内容
      Garoonとデヂエを導入し、外出先からのスケジュール管理や施設予約が可能に。営業日報をペーパーレス化し、モバイル活用で経費削減を実現。
    • 効果
      営業活動の効率化と、他支店との情報共有が促進され、業務全体の効率が大幅に向上しました。
  • 株式会社ベルーナ

    • 課題
      顧客サービス向上と業務スピードの向上。
    • 導入内容
      Garoonを全社的に導入し、スケジュール管理、設備予約、ファイル管理を一元化。部門横断での情報共有を促進し、事業プロセスの効率化を図る。
    • 効果
      業務スピードが向上し、顧客ニーズに迅速に対応できる体制が整いました。特に社内メールの活用により、情報共有と意思決定がスムーズになりました。
  • ハウス食品(中国)投資社

    • 課題
      地理的に分散した営業チーム間の情報共有とチームワークの強化。
    • 導入内容
      Garoonを導入し、タイムカードやファイル管理、掲示板を活用して拠点間の情報共有を強化。営業社員同士のノウハウ共有を促進。
    • 効果
      営業社員間の情報共有が活発になり、地域ごとの成功事例がリアルタイムで共有されるようになりました。チームワークが強化され、営業活動の効率が向上しました。

その他の導入事例については、こちらからご覧いただけます。

 


よくある質問(FAQ)

中小企業でも使えますか?

Garoonは10人から数万人規模まで対応しています。
100人以下の企業では、サイボウズ Officeと比較して検討することもおすすめです。
詳細はサイボウズ Officeとの違いからご確認ください。

Garoonに関するセミナーやサポートはどのようなものがありますか?

Garoonでは、企業のニーズに合わせた各種セミナーが随時開催されています。
さらに、セミナー動画はオンデマンドでいつでも視聴可能です。
セミナーに関する質問や詳細な情報については、メールや電話での問い合わせ窓口も用意されています。
詳しくは、セミナーページをご覧ください。

現在利用中のグループウェアからGaroonへの移行について、相談窓口はありますか?

Garoonへの移行を検討されている場合、Garoon導入相談窓口サイボウズ オフィシャルパートナーに相談することが可能です。

 


まとめ

Garoonは、EC事業者にとって業務効率化と生産性向上に大いに役立つツールです。
Microsoft 365とのシームレスな連携により、チームの連携が強化され、業務がスムーズに進行します。

Garoonの導入によって、より効率的な業務運営を実現し、企業の成長をサポートすることができます。
Garoonの詳細を理解し、導入を検討することで、貴社の業務に大きな変革をもたらすことができるでしょう!

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