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EC事業の生産性向上!kintoneとメールワイズの連携で業務効率化を実現する方法

EC事業における競争が激化する中、業務効率化は成功の鍵となります。
商品の管理、顧客対応、在庫の調整など、多くの業務を効率的にこなすことが求められます。
kintoneメールワイズを連携することで、これらの業務をスムーズに行い、業務全体の効率を向上させることができます。

本記事では、kintoneメールワイズの基本的な機能と、それらを連携させることで得られる具体的なメリット、そして導入手順を詳しく解説します。
kintoneの柔軟なデータ管理とメールワイズの強力なメール管理を組み合わせることで、EC事業の効率を飛躍的に向上させましょう。

kintoneとメールワイズの概要

kintoneとメールワイズは、それぞれ異なる役割を持ちながら、強力な機能を提供します。
このセクションでは、両者の基本的な概要と、EC事業における具体的な利点について解説します。

 

kintoneとは何か

kintoneは、サイボウズが提供するクラウドベースの業務アプリ作成プラットフォームです。
ユーザーが自社の業務に合わせたアプリケーションを簡単に作成できることから、データ管理や業務プロセスの効率化が図れます。

たとえば、商品管理アプリを作成することで、商品の在庫状況や出荷情報を一元管理することが可能です。
また、ドラッグ&ドロップでアプリをカスタマイズできるため、プログラミングの知識がなくても使いやすいのが特徴です。

引用元:kintone

メールワイズとは何か

メールワイズは、サイボウズが提供するチームで共有できるメール管理システムです。
メール対応の効率化を図るために設計されており、複数のメンバーが同時にアクセスし、情報を共有することが可能です。

これにより、顧客からの問い合わせに迅速に対応することができ、チーム内での情報共有がスムーズに行えます。
また、メールワイズは、過去の対応履歴を簡単に検索できる機能や、自動返信設定などの便利な機能を備えており、顧客対応の品質向上に貢献します。

引用元:メールワイズ

両者の主要機能と特徴

kintoneメールワイズは、異なる業務領域で強力な機能を提供します。
kintoneは、データ管理やワークフローの最適化に強みがあり、各種データの一元管理が可能です。
たとえば、商品情報、顧客情報、受注情報などを一つのプラットフォームで管理することができます。

一方、メールワイズは、メールの一元管理とチーム対応に優れています。
チームメンバー全員が同じメールボックスを共有することで、誰がどの顧客に対応したのかを簡単に把握できます。
この二つを連携することで、データとコミュニケーションのシームレスな統合が可能となり、業務全体の効率が大幅に向上します。

 

EC事業における具体的な利点

EC事業においては、在庫管理や顧客対応の効率化が特に重要です。
kintoneとメールワイズを連携することで、次のような利点が得られます。

  • 在庫管理のリアルタイム化
    kintoneで在庫データを管理し、メールワイズで顧客からの問い合わせに迅速に対応することで、在庫状況をリアルタイムで把握できます。
    これにより、過剰在庫や欠品のリスクを低減し、効率的な在庫管理が可能となります。


  • 顧客対応の一元化
    メールワイズを使って顧客の問い合わせを一元管理し、kintoneで顧客データと連携することで、顧客対応のスピードと品質が向上します。
    顧客の過去の購入履歴や問い合わせ履歴を簡単に参照できるため、パーソナライズされたサービスを提供することができます。


  • マーケティングキャンペーンの管理
    kintoneでキャンペーン情報を管理し、メールワイズでメールマーケティングを実施することで、マーケティング活動の効率と効果を高めることができます。
    たとえば、新商品のプロモーションメールを一斉送信し、その反応をkintoneで追跡することが可能です。

 


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kintoneとメールワイズの連携事例

事例1: ネットプロテクションズ株式会社

ネットプロテクションズ株式会社は、後払い決済サービス「NP後払い」を提供する企業です。
kintoneメールワイズを連携することで、顧客管理とメール配信業務を効率化しました。

これにより、顧客情報を一元管理し、迅速な対応が可能となりました。
また、メールワイズのテンプレート機能を活用して、顧客対応の質を向上させています。
詳細な顧客データに基づくパーソナライズされたメール配信が実現し、顧客満足度の向上に貢献しています。

⇒ネットプロテクションズ株式会社の導入事例

事例2: 株式会社イースター

株式会社イースターは、ペットフードの製造販売を行う企業です。
kintoneメールワイズを連携することで、顧客管理と問い合わせ対応を効率化しました。

これにより、顧客からの問い合わせに対して迅速かつ的確な対応が可能となり、顧客満足度が向上しました。
また、メールワイズを使用することで、複数の担当者が同時に対応できるため、チーム全体での効率的な顧客対応が実現しました。

⇒株式会社イースターの導入事例

事例3: 株式会社ソウルウェア

株式会社ソウルウェアは、クラウド型データ管理サービスを提供する企業です。
kintoneメールワイズを連携することで、営業活動の効率化を図りました。

これにより、顧客情報の一元管理が可能となり、営業担当者がより効果的に活動できるようになりました。
た、メールワイズの一斉配信機能を活用して、ターゲット顧客へのアプローチが容易になり、新規顧客の獲得に成功しています。

⇒株式会社ソウルウェアの導入事例

事例4: 株式会社せんたく便

株式会社せんたく便は、宅配クリーニングサービスを提供する企業です。
kintoneメールワイズを連携することで、顧客情報の
管理とメール対応業務を一元化しました。

これにより、顧客対応の迅速化とサービス品質の向上が実現しました。
顧客からの問い合わせに対して、的確かつ迅速に対応することで、顧客満足度が向上し、リピーターの増加にもつながっています。

株式会社せんたく便の導入事例

 


kintoneとメールワイズの連携手順

kintoneメールワイズを連携することで、データの一元管理と業務の効率化が実現できます。
ここでは、公式手順に基づいて具体的な設定方法をステップバイステップで解説します。

引用元:kintone

連携の条件

kintoneメールワイズを連携するためには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 同じドメインでkintoneとメールワイズを利用していること
    どちらか一方しか利用していない場合、同じドメインでもう一方のサービス(kintoneまたはメールワイズ)をご利用いただく必要があります。


  • ユーザーにkintoneとメールワイズの利用を許可していること
    メールを配信するユーザーが、kintoneとメールワイズの両方を利用できる必要があります。


  • kintoneの試用中である、またはプラグインを利用できるコースを契約していること
    kintoneのライトコースでは連携できません。メールワイズはどの契約コースでもkintoneと連携できます。


  • PCでkintoneを利用していること
    スマートフォンでのkintoneの操作中は連携が無効になります。

 

連携を設定する

kintoneメールワイズの連携を次の流れで設定します。

STEP1:メールテンプレートアプリを用意する

メールの件名や本文のテンプレートを用意します。
アプリを作成し、次のフィールドをフォームに配置してください。

  • テンプレート名を入力する「文字列(1行)」フィールド
  • 件名のテンプレートを入力する「文字列(1行)」フィールド
  • 本文のテンプレートを入力するフィールド(「文字列(1行)」、「文字列(複数行)」、「リッチエディター」から選択)

フォームが完成したら、メールのテンプレートを登録します。
1つのレコードで1つのテンプレートを管理します。
メールの本文には、顧客管理アプリの顧客情報を挿入できます。
顧客情報のフィールドコードを「%」(半角パーセント)で囲って入力します。 (例:%Company%)

STEP2:「メールワイズ連携」プラグインをインストールする

プラグインストアから「メールワイズ連携」プラグインを無料でインストールします。
操作手順は、プラグインストアからプラグインを追加するを参照してください。

STEP3:顧客管理アプリを用意する

会社名やメールアドレスなどの顧客情報を管理するアプリを用意します。
必要なフィールドをフォームに配置し、顧客情報を登録します。
メールアドレスには「リンク」フィールド(入力値の種類が「メールアドレス」)か「文字列(1行)」フィールドを使用します。
顧客とのメールの配受信履歴には「スペース」フィールドを配置し、任意の「要素ID」を指定します。

STEP4:顧客管理アプリにプラグインを追加し、設定する

顧客管理アプリに「メールワイズ連携」プラグインを追加します。
操作手順は、アプリにプラグインを追加するを参照してください。プラグインを追加したら、以下の手順で設定を行います:

  1. レコード一覧画面の右上にある歯車アイコンをクリック。

  2. 「アプリの設定」画面で「設定」タブを選択し、[プラグイン]をクリック。
  3. 「メールワイズ連携」プラグインの右側にある設定アイコンをクリック。
  4. 「プラグインの設定」画面で必要な項目を設定。
  5. 設定内容を確認し、[保存]をクリック。
  6. 「アプリの設定」画面に戻り、画面右上の[アプリを更新]をクリック。
  7. 確認ダイアログで[アプリを更新]をクリック。

これでプラグインの設定がアプリに反映されます。

 

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初めての方でも安心のkintoneとメールワイズ導入サポート

kintoneメールワイズの導入を検討されている方々に向けて、初めての使用でも安心してスタートできるよう充実したサポート体制が整っています。
以下に、初心者向けのサポート内容を紹介します。

活用応援サポート

kintoneでは、導入から運用までの全てのフェーズでサポートが提供されています。

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kintoneセミナー

kintoneの使い方や活用方法を学べるセミナーが定期的に開催されています。

  • オンラインセミナー:自宅やオフィスから参加できるので、忙しい方にも最適です。
  • ハンズオンセミナー:実際に操作しながら学べる実践的なセミナーです。

詳細なスケジュールや申し込みはこちらからご確認ください。

 

資料・動画

kintoneの操作方法や活用事例を紹介する資料や動画も豊富に揃っています。

  • 導入ガイド:初めての方でも安心してスタートできるよう、ステップバイステップで解説されています。
  • 活用事例:他社の導入事例を参考に、自社の活用方法を見つけることができます。

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まとめ

kintoneメールワイズを連携することで、EC事業における業務効率化が実現できます。
これにより、顧客対応の迅速化、在庫管理のリアルタイム化、マーケティングキャンペーンの効率的な管理が可能となり、結果として顧客満足度の向上や業務の効率化が図れます。

具体的には、メールワイズを通じて受け取った顧客の問い合わせが自動的にkintoneに記録されるため、担当者は過去の対応履歴を参照しながら迅速かつ的確に対応することができま:
また、kintoneで管理される在庫情報がリアルタイムでメールワイズに反映されるため、過剰在庫や欠品のリスクを低減し、効率的な在庫管理が可能となります。

さらに、kintoneを使用してマーケティングキャンペーン情報を管理し、メールワイズでメールマーケティングを実施することで、ターゲットを絞った効果的なマーケティングが実現します。

これらの機能を最大限に活用することで、EC事業の競争力を強化し、持続的な成長を達成することができるでしょう。
今後も、kintoneメールワイズの連携を活用して業務プロセスの最適化を進め、新しい技術や機能を取り入れることで、さらに効率的な業務運営を目指してください。
公式サポートやユーザーコミュニティを活用することで、常に最新の情報とサポートを受けることができ、問題解決や業務改善に役立てることができます。

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